今日の悠真塾は、4年生のT君と小1の娘の2人。
2年前の夏に、神楽坂ゆる体操教室の「ゆる体操小学生」クラスを開講した時以来、ずっと「ゆる体操」を気に入り、教室に通ってくれているT君。
子どもの成長は早いもので、月1~2回参加のT君には、毎回教室で会うたびに「大きくなったね・・・」と声をかけたくなる感じでしたが、今春4年生になってからは、その成長度合いが更に増しているように思われ、
本日「立ちゆる」を指導していても、軸がしっかりと育ち始めている様子が感じられました。
児童教育の現場でよく「10歳の壁」という言葉が使われる通り、この年代は子どもが心身ともに大きく変化する時期ですが、そこに、ゆる体操を通しての「仕込み」が効いて、とても良い方向に伸びて行っているようです。
この変わり方にピンとくるものがあり、思わず
「最近、運動が得意になったりしてない?」
と私が聞くと、T君は
「・・・そう言えばこの間、運動会(の徒競走)で一番になった。」
と教えてくれました。
これまで、運動会の徒競走では6人で走って6位か5位だったものが、今回はじめて、そしていきなり1位になった、ということです。
勿論、その要因は様々かと思いますが、その結果は偶然か必然か、私が教室で感じた「本質的な変化」と合致していました。
一般の会員の方の指導でも、「目覚ましい上達」を目にして感動することがしばしばありますが、
子どもには大人にない、成長期ゆえの「上昇気流」があり、そこに良質なトレーニングによる効果が乗った時、人間の可能性の常識を打ち破るような、すさまじい「成長」を目にすることになるのだろうと思います。
今日はそんな、「子どもならではの上昇気流+ゆる体操の効果」が生み出す「成長」の一端に触れ、これからの指導が益々楽しみになりました。