「正解を求める人」と「真実を求める人」(2018.4.12 ブログ)

大学を卒業して12年半、会社員生活を送りました。
振り返ってみると、この時期は仕事はさておき、とにかくよく飲み、語っていた印象が強く残っています。

酒場で人と語り合うということについては、その時楽しい時間を過ごすことに最大の価値があるわけで、そこで語り合った内容がその後の自分の人生に生きるということはほどんどなく、それで良いと思っているのですが中には例外もあり・・・。

会社帰りの飲み会の席で、当時、一緒に仕事をさせていただいていたある先輩が語っていた

「世の中には、“正解を求める人”と“真実を求める人”がいるんだよ」

という言葉を、最近よく思い出します。

例えば企画立案を担当する会社員を例にすると、

“正解を求める人”とは、その時その時のトップの発信内容からその考え方を理解し、また、社内の人たちの認識がどのような状況かを配慮した上で「通りやすい」企画を考えるタイプの人。

一方

“真実を求める人”とは、市場環境やターゲットとなる顧客に対して自分なりの状況把握をした上で、それをどのような状況にすべきかという「思い」や「信念」をベースに企画を考えるタイプの人。

ということになります。

もちろん、実際には100%前者、もしくは後者、ということではなく、それぞれの要素のうち、よりどちらの要素が強いか、ということではあるのですが、確かに言われてみると、人の考え方や行動パターンを考える上で、とてもシンプルでわかりやすい分類方法だなと思います。

そして、
“正解を求める人”には目上の人から評価され、組織の中でいち早く“出世”する人が多く
“真実を求める人”には目下の人から慕われ、いつも楽しそうにしている人が多い

というのが、私がその後、その観点から色々な人を見た上で感じる印象です。
(あくまでも私の独断と偏見で、根拠は何もないのですが・・・)

因みにこの話をされた先輩は典型的な“真実を求める人”で、当初、社内での認識や応援のほとんどない状況から全く新しい考え方を導入した新商品企画を一人で立てて空前の大ヒットをさせるのですが、その後も社内の“出世コース”には興味を示さず、「会社という場を使って自分のやりたい仕事を実現させる」というスタンスを守って仕事を続け、今は独立をして海外で活躍をされているようです。

私が一緒に仕事をしていた若手時代はとにかく、取引先の方々から愛され、厚い信頼を得ている印象が強くありましたが、その後私がこの会社を退社した後には、「この人の元で働きたい!」ということでこの先輩の働く部署への異動希望を出す社員が出るような、そんな管理職社員になられたようです。

“正解を求める人”と“真実を求める人”。

どちらが良いのか?
どちらが優れているのか?
どちらの生き方を選んだ方が得なのか?

・・・それは私には、全くわかりません。

ただ、最近になって何となく感じることは、世の中にはこのどちらのタイプの人も必要だということです。

その上でもしも、

「では、悠真塾がその教育を通して育てたいと思う人材像はどちらなのですか?」

というご質問をいただいたとすれば、私は即座に

「それは、“真実を求める人”です」

と答えます。

コンセプトとして掲げている“根本のチカラ”とは、そうしたまっすぐな生き方を続けていく中で自ずと身についていくもの、と位置づけることができるかもしれません。

もちろん、私は先にも述べたように“正解を求める”生き方を否定するつもりはありません。
二つの要素を最適に組み合わせ、共存させた生き方ができるのであれば、それに越したことはないのでしょう。

ですから、親御さんの教育観として“正解を求める”方向性が強い方でも、お子さまに“真実を求める”方向性の価値観に触れる機会を作ってバランスを取りたい、という考え方もあるかと思います。

そのような方も含め、本校の掲げる理念にご興味をお持ちいただいた方にはぜひ一度、無料体験レッスンにお越しいただければ幸いです。

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