神楽坂ゆる体操教室・小学生クラス開講にあたって・・・(2016年7月記)

開講にあたって

小学生の「今」から育てたい、
未来を逞しく、快適に生き続けるための“根本のチカラ”

神楽坂ゆる体操教室 代表 坪山佳史

2004年2月に「神楽坂ゆる体操教室」を開講してから12年半を迎えようとしていますが、
この夏より新たに「ゆる体操小学生クラス」を開講することとなりました。
私が初めて教室を開校した当初とは比べ物にならないほど普及が進んだゆる体操ですが、
小学生だけを対象とした専門クラスはまだ、全国的にも珍しいようです。
そこでまず、ゆる体操にご興味をお持ちいただいた、小学生のお子さまをおもちの皆さまに、
「私がなぜ、小学生の皆さんにゆる体操をお勧めするのか?」
について、じっくりとお話をさせていただければと思います。

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私事となりますが、私はゆる体操指導員になる以前は教育関連企業に12年半勤め、子ども向けの通信教育事業に携わってきました。そして、そのうちの7年間、小学生を対象とした事業の担当をしていました。
 
この7年の間に多くの小学生と接し、また、小学生についてたくさんのことを考えました。特に、新しい事業や教材の開発を担当していた時期には、
小学生の子どもたちが、未来を逞しく生き抜くために、
今、どのような力を身に着けておくべきなのか?

ということをいつも考えていました。
学力を身に着けることは、もちろん大事。でも、それだけを身に着けたからと言って、厳しい社会を生き抜くことができるとは限らない。
人間には、こうした具体的な力以前に身に着けるべき、「根本のチカラ」があるはず。それは何なのか?
・・・といったことを考えていました。
その、「根本のチカラ」を仮に「人間力」と呼んで考えていた時期もありましたが、その中身について、当時はまだ漠然とした考えしか持つことができていませんでした。
 
その後、ゆる体操と出会った私がみるみるのめりこんでいったのは、この体操の中に、この「人間力」の中身を理解し、身に着けていくためのヒントが隠されているのではないかと思ったからです。
 
やがて私は会社を退社してゆる体操の指導員となり、12年半で延べ2000人以上の皆さんの指導を担当させていただきました。
一方で自分自身も学習者の一人として、熱心にゆる体操に取り組み続けてきました。
この長い実践経験を通して今、私は、

ゆる体操は、私がかつて「人間力」と呼んで追い求めていた、
「人間が生きていく上での根本に位置づけられる能力」
を開発する、非常に優れたメソッドである

ということを心から確信できるようになりました。
では、実際にゆる体操をはじめると、人はどのように変わっていくのでしょうか?
もちろん、人が上達・成長していく過程は様々なのですが、ここでは、私がこれまで指導をしてきた社会人を中心とした生徒さんの実例をもとに、わかりやすく3つの段階に整理をしてご紹介しましょう。
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(第1段階)
教室でゆる体操をはじめられた方がまず、すぐに感じられる変化は、
「全身の疲労がとれて、楽になる」
ということです。
 
ここでいう「疲労」には、肉体的な疲労だけではなく、脳の疲労も含まれます。
 
「脳も疲労する」ということは、改めて考えれば当然のことですが、普段、ほとんどの人がこの「脳疲労」を自覚しないまま過ごしています。そしてそのことは、私がこれまで指導を行ってきた社会人の皆さんだけでなく、小学生についても同様なのではないかと思われます。
 
知らず知らずにため込んだ脳の疲労が原因で、勉強への意欲がわかない、能率が上がらない・・・という状況に陥ってしまっている小学生はとても多いのではないでしょうか。
 
本当は素晴らしい能力を持っているのに、「疲労」のためにそれを発揮できていない。本人も周りもそのことに気づかず、今表れているものが本当の実力だと思って納まってしまっている・・・というのは想像するだけでももったいない、そして気の毒な状況です。
 
ゆる体操の中には脳の疲労をきれいに取り去ってくれるメソッドが数多くありますが、そうした体操を適切に指導し、一日も早く、持っている能力を使い切れる日が来ることを望んでやみません。
 
(第2段階)
ゆる体操のトレーニングを始め、数か月が過ぎる頃になると、「力を抜く」という感覚が、少しずつつかめるようになります。
 
ゆる体操の教室に入会をされる方の大半は「肩こり」や「腰痛」、「冷え性」等に悩まれる方々ですが、そうした皆さんが入会当初、口を揃えて言われるのは、
「“力を抜く”ということがわからない・・・」
ということです。
 
「頑張る」という言葉に代表されるように、私達は物心ついた時から、「力を入れる」ことを教えられ、育ってきていますが、反対の「力を抜く」ことについてはほとんど教わることがありません。
そのため、多くの方々は自分で意識をして「力を抜く」ということを覚えないまま成長し、大人になっていきます。
 
「力を抜く」ことができるようになると、体と心がゆるみ、快適になります。
そして、自分が快適になることで、他に対しても寛容になります。
 
また、体と心が「ゆるむ」ことで、その人の能力が多方面にわたってアップします。
 
小学生であれば、それまで疲れやすく、何をやっても「根気」の続かないタイプだった子どもが疲れにくくなり、物事を最後までやり遂げることができるようになったり、
「力む癖」があって運動が苦手だった子どもが、逆にのびのびとした、「センス」を感じさせる動きができるようになったり、
 
・・・等々の効果が続々現れる状況を、容易に想像することができます。
 
(第3段階)
ゆる体操のトレーニングを更に続け、1年以上が過ぎた頃になると、「立ち姿」が変わってきます。
 
体の中心に、上下にスーッと伸びる一本のラインが通ったような、すっきりとした立ち方に変わっていきますが、このラインが、ゆる体操で「センター」と呼んでいる、体の「軸」の意識です。
 
(第2段階)でお話をした「ゆるむ」ことに加えてこの「センター」が育ち始めると、本人はますます快適に、颯爽とした心境で過ごせるようになります。
また、あらゆる方面で更に高い能力を発揮するようになります。
 
ところで私は会社員になったばかりの頃、先輩社員に、
 
「本当に仕事ができる人は、どんなに忙しくなっても、難しい課題に取り組んでいるときでも必ず、自分のデスクがきれいに整理整頓されているものだよ」
 
ということを指導されたことがありますが、「ゆるんでセンターの通った」状態とは、例えていえばこの整理整頓されたデスクのように、体と心がきれいに整った状態ということができます。
 
困難な状況に直面しても、決して自分を見失って取り乱すようなことはなく、体も心も常に「きちんと整った」状態をキープしながら、その時その時に自分がとるべき最適な行動を最善を尽くしてとり続ける。
 
・・・ゆるんでセンターが通った人間には共通して、このような特徴があります。
 
そして、ゆるむ能力が高くなれば高くなるほど、また、センターが強く、スケールの大きいものになればなるほど、大きな困難や難しい課題に対応できるようになります。
 
「センター」の芽生えを感じられる段階まで進むことができたお子さまは、
その後、教室のレッスンの場でさらにトレーニングを続け、
一方で、「勉強」や「スポーツ」、「友達との関わり合い」などといった具体的な日常生活の場において、その時々の課題に対して真っ直ぐに取り組むことを繰り返しながら、
徐々に「ゆるむ能力」と「センター」をより強く、スケールの大きなものに育てて行くという、「良循環」に入っていくことができます。
 
そうなれば、その後中学生・高校生・・・と成長を続ける中で出会うであろう様々な課題や困難に対しても、「ゆるむこと」と「センター」を頼りに真っ直ぐに対峙し、そして必ず乗り越えてくれることでしょう。
 
つまり、「ゆるむこと」と「センター」が、子どもたちが未来を逞しく、快適に生きていくための、あらゆる面での心強い「支え」となってくれるのです。
 
これが、私がかつて「人間力」と呼んで考え続けていた能力のうちの、最も中心に位置づけられる中身であると考えています。
 
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「ゆるむこと」と「センター」の重要性をご理解いただけたかと思いますが、
誠に残念なことに、通常、人間が年齢を重ねていく過程は、年々「ゆるむ」ことを忘れ、心と体の快適感を失っていく歴史である、という現実があります。
 
「ゆるむこと」を忘れれば「センター」が正しく育っていくこともありません。
 
この現実に対して、32歳でゆる体操と出会った私はその後、その「通常」の流れを打ち破り、現在に至るまで、年々快適度を高めながら年齢を重ねることができています。
 
このように、ゆる体操との出会いは私の人生にとって、大変幸運なことだったのですが、
一方で、
 
「もしも自分が、子どもの頃にゆる体操と出会っていたら・・・?」
 
と考えてしまうこともあります。
 
そうであればまず、32歳までの人生をもっと快適に過ごせていたでしょうし、現在の仕事にも、もっと高いレベルで取り組めていたことでしょう。
今にして思えば、子どもから大人に成長する過程の中で、一旦、「ゆるむ」ことを失った時期を過ごしたことは、大きなロスだったように思われます。
 
実際には、私が子どもの頃にはまだゆる体操がこの世に存在していなかったので仕方のないことではあるのですが、
これからの時代を生きる小学生の皆さんにはぜひ、私が経験したような「ロス」を経験することなく、それぞれの持つ才能をまっすぐに伸ばしながら快適に生きていただきたい・・・そんな思いを強く抱いております。
 
人間としての基礎を作る、大切な「今」の時期に、ぜひ始めていただきたい・・・。
教室で、多くの小学生の皆さんとお会いできることを心から楽しみにいたしております。(2016年7月)

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