「伝えるチカラ」を育てる”ゆる音読”(2018.5.2 ブログ)

今日の「ゆるスタディ」は小3のEさんと小1の娘が参加。
だいぶ打ち解けてきた様子なので、2人で「音読大会」をやりました。

音読をするときに子どもは誰でも、間違えずに読むことに一生懸命になります。
それはもちろん大切なことで、前提でもあるのですが、一生懸命に読んでいるうちについ、急いでしまったり、声が小さくなったり、聞き辛くなったり・・・聞いてくれている相手に「伝わる」ように読むというのはなかなか難しいものです。

音読を通して「伝わるように読む」チカラを養うことは、国語力を育てるだけでなく、“人の心に響くコミュニケーション力”を身につけることにもつながる、とても重要な課題だと思われます。

でも、「伝わる読み方」には、読む速さや声の大きさの他にも、間の取り方・言葉の抑揚・・・等々、一般的に「センス」と呼ばれる要素が大きく影響するため、指導の難しい分野なのではないかと思われます。

そこで私が考えたのが、「音読」と「ゆる体操」を組み合わせた練習法。
名付けて“ゆる音読”です。

今日はまず二人に、今、小学校で習っている国語の教科書の範囲を音読してもらい、その後「ゆる体操」をした上で再度同じ場所を音読してもらう・・・という手順で進めたところ、2回目の音読では1回目よりもずっと心に響く、「伝わりやすい」読み方ができていました。

ここでどの体操をチョイスするか、ということが重要になりますが、今日私は

・手スリスリ体操
・胸フワ背フワ体操
・フィンガーファイブリバース
・歌ゆる

の各体操を選びました。

前回の記事で書いたAIの話ともつながりますが、

「言葉を間違いなく伝える」ことであれば人間よりもコンピュータの方が正確にできるでしょうが、
「言葉を通して人の心を動かす」ことは、人間でなければできないことなのではないかと思います。

「人間でなければできない」パフォーマンスの根本を支えるのは人間の奥深い身体運動能力であると考えられますが、それを開発するために作られたのが「ゆる体操」。

だから、今回のような「ゆる体操」の応用はもちろん教育分野に限らず、無限に考えることができます。

この、可能性の宝庫ともいえるコンテンツにもっと多くの方が注目し、各分野で応用することで社会に生かしていただきたい・・・と切に願うばかりです。

関連記事

  1. 神楽坂悠真塾かぐらざかゆうしんじゅく

    悠真塾の空手について(2018.9.14 ブログ)

  2. 神楽坂悠真塾「夏休み特別教室」開催決定!(2018.7.2 …

  3. 悠真塾流「やる気アップシステム」のお話し(2)(2018.1…

  4. 神楽坂悠真塾かぐらざかゆうしんじゅく

    「ゆる体操」のお蔭で気づけた重大な問題(2018.5.3 ブ…

  5. 「良い習慣」を生み出す“繰り返し”(2018.9.5 ブログ…

  6. 「マジ勉」と「ラク勉」(2018.4.27 ブログ)

神楽坂悠真塾

ゆる体操

〒162-0815

東京都新宿区筑土八幡町2-5梅野産業ビル2F

TEL 03-3266-8812

<アクセス>
・JR総武線 飯田橋駅 東口より 徒歩8分
・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線 飯田橋駅 B1出口より 徒歩6分
・都営地下鉄大江戸線 飯田橋駅 C1出口より 徒歩4分
・東京メトロ東西線 神楽坂駅 1番出口より 徒歩6分
・都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 A3出口より 徒歩5分

 

本校代表が指導する「ゆる体操教室」
神楽坂ゆる体操教室
聖蹟桜ヶ丘ゆる体操教室
読売日本テレビ文化センター錦糸町
十字屋カルチャーセンター多摩センター

 

本校代表のブログ
神楽坂ゆる体操教室/神楽坂悠真塾 代表 坪山佳史

悠真塾で勉強中

悠真塾の看板

悠真塾スタディタイム